なんのへんてつもない週記(覚えてたら金or土更新)

その週に起こったことを自由に書き連ねるものです。

ささぼーチャンネルに登場する理論たち

みなさんはささぼーチャンネルをご存じだろうか。

主にささぼー、ちゃんなべ、おっしーの3名からなるデュエルマスターズプレイスなどのゲーム配信をメインとしたグループYouTuberである。

突拍子もない発言や独特の世界観、奇妙な言い回しなどが癖になるささぼーチャンネルには、『独自の理論』が登場する。

普段からはちゃめちゃなことを言っている集団のため、おかしな理論であるように感じるかもしれない。

だが、一概にそうとも言えないのだ。

今回はその中から3つをピックアップし、筆者なりにその理論の解説をしていきたい。

そして、その理論の理解に苦しむささぼーチャンネルリスナーの手助けになることを願う。

 

一つ目の理論は、『パンツを被れ』である。

「いきなり何を言ってるんだお前は」と思われるかもしれないが、その内容は単純明快なものである。

端的に言えば、『自分に正直になろう』ということである。

では、この言葉になった経緯を解説しよう。

 

例として、あるところにAという少年がいたとする。

その少年は「パンツなんか被りたくねーし」と言っている。

が、そのパンツをじっと見つめながらそのパンツの周りをぐるぐる回っているのだ。

これは、本人が否定していてもこの少年がパンツを被りたいのは誰の目にも明らかだ。

その時に、自分に枷をかけずに自分に正直にパンツを被ることがマインド的に大事ということだ。

下手にカッコつけようとせずに、ナチュラルな自分でいることが大事なのだ。

 

二つ目は『初心者は偶、上級者は理、神は偶』である。

字の通り、初心者は偶然に頼る。

そして上級者は理論に頼る。

さらにその上の神は偶然に頼る。

ということである。

 

要は、偶然に頼る意味を理解しているかどうかということなのだ。

初心者は完全な運否天賦で偶然を頼る。

だから例えばパチンコを打つ時などは神頼みで打つ。

上級者になると、その仕組みや傾向が理解できるようになる。

この台がどうこう、設定がどう、など。

そして神は偶然を頼るのだが、ここで大事なのは一度理論を頼る段階を経ていることなのだ。

つまり、理論の大切さを理解した上で自分の中に明確に偶然を頼る意味があるということなのだ。

 

配信内で『イチローが試合前にカレーを必ず食べる』というものを引き合いに出していた。

イチローは神の域に達しているものとする。

カレーを食べることと野球の試合には全く関係がないが、それを理解した上でなお自分のルーティンワークに組み込んでいる。

その意味を理解せずにただ試合前にカレーを食べるのは初心者ということなのだ。

 

まとめるならば、

・初心者は試合とカレーに関係があろうがなかろうが訳もわからず試合前にカレーを食べる

・上級者は試合とカレーに関係がないことが分かっているから試合前にわざわざ食べない

・神はそれを理解した上で試合前にカレーを食べる

ということなのだ。

 

三つ目の理論は『三本の柱と土台、それを支える亀と象』だ。

これは最初に登場したヒンバス釣りの配信でもかなり白熱した議論が交わされた。

 

つまり、『基盤のしっかりした理論をもとに行なっているのであれば何をしても成功する』ということである。

 

初登場したヒンバス釣りを例えにする。

ヒンバスの色違いはかなり低い確率で、遭遇に途方もない時間を要するのだ。

だが、だとしても色違いのヒンバスが存在するという事実(例えばポケモンのデータ上にプログラムとして存在するなど)がある限り、狙い続ける限りはいつかヒンバスの色違いを釣ることができる。

そのヒンバスが存在するという基盤のしっかりした理論をもとに、例えばたまに不要なポケモンを捕まえたり釣る方向を変えてみたりと意味不明な行為をする。

その意味不明な行為は、占いのコーナーで出たラッキーアイテムを身につける類の、言ってしまえばオカルトに振った行為である。

しかしどれだけオカルトなどの真偽が定かでない行為に身を委ねても、その根底にはヒンバスが存在するという確固たる地盤があるのだ。

ならば何をしようがゴールには辿り着けるということである。

 

まとめると、確定した事実をもとにしている限り、いくら不安定・不確定な行為をしても結果が担保されているということなのだ。

例になるが、ソシャゲのガチャでAというキャラクターが0.1%でも登場するという地盤がある以上、10連と単発を交互にしようがお母さんにガチャを引いてもらおうが他のゲームのガチャを引こうが、Aはいつか絶対に当たる。

根底には硬い事実が存在すべきなのである。

 

 

 

いかがだっただろうか。

筆者の解説になるため、もしかするとささぼーチャンネルのメンバーの思っているものとは違っていたかもしれないが、参考になれば幸いである。

そして、まだささぼーチャンネルに出会っていない貴方にも、興味を持っていただければ幸いである。